ドイツでの確定申告を通して得た気づき・新たなノートPC環境を整える
一年を通して最も気が重いのは、確定申告の締め切り間際、全く手をつけていないという現状を見て見ぬ振りしながら、いまの時期になってやらないわけにはいかないでしょう、と葛藤しつつも中々腰が入らず自分で自分の首を締めていくラストミニッツな時期ではないかと思う。
2023年度分も例年に漏れず、提出期限まであと一週間、というところで嫌々手をつけ始めた。が、今回いつもと違ったのは、ノートPCを買い替えたことによって、机上に2台のマックブックが鎮座するところからスタートしたため、古い方のマックブックで昨年のデータを開き、それを逐一参照しつつ、新しい方で今年のデータを入力していく、という同時作業が可能になったのだ。ちなみにここ数年は『WISO Steuer』というソフトウェアを使っている。昔は『Elster』のプラットフォームを使っていたように思う(もうあまり覚えていない)。
「これはなんだったっけな?」とか「何か忘れてないかな?」とか「このドイツ語の意味は?」云々、記憶を辿ったり考えなければいけない項目が多すぎて、それが「確定申告めんどくさい」の最大理由だったが、ノートPC2台使いによって驚くほど作業効率が上がった。ひとつ画面が増えるだけで、こんなにも違うのか!と、まさに目の前の視界が急にひらけた。そしてまた、なぜ自分は今まで一台のノートPCで生きてこられたのだ、と直ちに作業環境を見直すきっかけとなった。これは外付けモニター(ディスプレイ)をつけるっきゃない。
思い立ったが吉日、幸いにも古いタイプだがまだ現役のモニターがすぐ手に入ったので、HDMIケーブルでマックと接続し、画面を拡張すると、それはまあ・・・なんということでしょう!!!スイスイスイ。こんなに効率的なことを今の今まで試すどころか、考えたこともなかったなんてかなり恥ずかしい・・・。これで今後の色々な作業が捗るに違いない。
イラストが雑すぎて恐縮だが、以下のようなセッティングとなった。

- マックブック
- 外付けモニター
- HDMIケーブル
- マジックトラットパッドとキーボード
- タオルをスカーフでキャンディー風に巻いて手作りした手首用の枕
- モニターの高さ調節のための辞書と木箱
- ノートPCスタンド(高さ調節可能)
おそらくPCでガッツリ作業される方々にとってみれば、ごく当たり前で初歩的なことなんだろうけども、初めてこの快適さを手にいれた私は何だか嬉しすぎて、ここに書かずにはいられない。ノートPC一台で作業しているみなさん、机の上にスペースがあったらぜひ外付けモニターをつけましょう!
Zoom H1n レコーダー 三脚穴の故障・自分で修理する方法
2022年9月に書きかけて放置していた記事をほぼそのままアップします。
どなたかお困りの方の参考になれば。
愛用していたZOOM・H1nレコーダーが壊れた。レコーダー自体が壊れたのではない。本体背面の三脚穴がモロモロの破片となって砕け落ち、ネジ穴の形を維持しなくなって三脚を固定できなくなってしまったのだ。
レコーダー本体の背中、ちょうど三脚穴を真ん中にして横に一本、土鍋にヒビが入ったかのような細い線があることに気付いたのはおよそ1ヶ月前。その時は「こんな線あったっけ?」と怪訝に思う程度だったが、次に見たときにはその線が太くなっていて、その時点でようやく「これは割れる前兆のヒビじゃないか!」と合点がいくも、セロテープで補強するくらいしか思いつかず、そのまま使い続けていたらとうとう三脚穴自体が中から壊れてしまった。中から、というのはネジを差し込むところそのものの一部がパンくずのようなカケラとなって、文字通りポロポロと砕け落ちてきたのだ。
三脚をしっかりと固定しようとするあまり、力を入れ過ぎたかもしれない、という自覚はあったが、しっかり固定すること、そして何度も取り外しすることが前提であるはずの三脚用の穴が『金属製ではない』ということに気付いたのは、この時が初めてだった。そう、この三脚穴は本体同様、プラスチック製だったのである。
インターネットで調べてみると、この三脚穴が壊れたというユーザー事例はいくつも報告されており、『三脚穴の強度に問題あり』、『プラスチック製で壊れやすいため、気をつけて使用すべし』などと書かれている。
いや、気をつけろと言ったって…ねえ。
ナットという小さな部品を破損した三脚穴に埋め込めば、新たなネジとして使える可能性があるかもしれないと某ブログで読んだので、試してみようと探しに行くも、ホームセンターではサイズが合うものが見つからなかった。レコーダーやカメラ用の三脚のネジに適したナットは取り扱っていないらしい。
直せる気がしなくなってきたのと、だんだん面倒くさくなってきたこともあり、もうこの際新しいレコーダーにアップグレードしても良いかなと考えて、ベルリンの某巨大楽器店で同じZOOM社製の他モデルを物色することにした。お店の人いわく、同社のレコーダーは、(一番安いモデルである)H1n以外はすべて金属製の三脚穴が付いているとのこと。
思案したが今一つ決めきれなかったので、やはり一度自分で修理を試してみようと、別売りのマイクスタンド用アダプターがあるかと尋ねたところ、勧められたのがこれだ。4,9 ユーロ也。


熱で溶けるタイプの接着剤を、このピストルのような器具を使って三脚穴に流し込み、マイクスタンド用アダプターのネジ部分を差し込んで、接着剤が乾くまでしばらくそのままにする。その後、アダプターを抜くと、モロモロに崩れていた三脚穴に、接着剤によって新たなネジ筋(という名前で合ってる?)が作られ、アダプターが取り外し自由になった。

(2024年8月追記)
この接着剤でしっかり補強された三脚穴は、さすがに安定感があり、しばらくアダプター+三脚で使い続けた。昨年レコーダーを新調したため(結局TASCAMにした)、最近は出番がないが、このZOOM Hn1の軽さと性能は今でも魅力的である。
ティラミスもどき・生クリームとポートワインで作る大人のデザートの作り方
材料6つで作れる簡単な『ティラミスもどき』のレシピをお伝えしたい。レシピと呼ぶまでもないほど簡単だ。ポートワインというお酒が手元にあると良い。無ければラム酒でも美味しいはずだ。レーズンをポートワインに浸し数時間置く。生クリームを砂糖と一緒に泡だてたら、バタービスケットを一つずつ牛乳に浸してバットに並べる。その上に生クリームを重ね、さらにレーズンを散らす。これを3〜4度繰り返し層を作り、最後に生クリームで覆えば完成だ(その後数時間寝かすこと)。分量は以下を参考にしていただきたいが、基本は適当で大丈夫。ラズベリーなど、少し酸味のある果実を飾ると見た目や味にも華やかさが出て良いかもしれない。ふわふわになったビスケットとポートワイン漬けの濃厚レーズン、さらに生クリームのハーモニーが混じり合う大人のデザート。ぜひお試しあれ。
材料:
生クリーム 200ml
砂糖 20〜30g
バタービスケット 200g
牛乳 適量
レーズン 100g〜 お好みで
ポートワイン 適量(レーズンがひたひたになるくらい)
ピアニストがコンサート本番前に飲むお茶とは?「カモミールティー」を手作りする
キク科の花・カモミールには抗ストレス、抗不安、安眠といった効果があると知って以来、カモミールティーがコンサートの本番前に飲むお茶の定番になった。温かい飲みものを口にすることで得る感覚は、出番を控えて緊張マックスの身体と精神を幾分かほぐしてくれるし、このハーブ独特の香りがなんとも言えず良い。
夏場は (特にここ数年は真夏の日本でツアーを行っているため)水だけで済ますことも多いが、秋冬は魔法瓶に淹れた温かいカモミールティーをコンサート会場に必ず持参する。ピアニストのちょっとした精神安定剤である。
そんなカモミールティー。これまでティーバッグで購入していたのだが、サイクリングに出かけた先の原っぱで大量に生えた野生のカモミールを収穫することができたので、手作りにトライしてみることにした。


手作り、と言ってもなんのことはない。花を洗って乾かすだけである。ただしアブラムシがついていないかだけは注意すべし。洗ったあと束にして窓辺に吊るしてみると、どこか違う国の台所に来たみたい。


このカモミール、どうやら乾かす前にお茶に使える花の部分だけ切って、ザルなどに入れて置いておけばよかったようだ。茎を残した状態で逆さに吊るしていたことで、黄色い花粉が落ちてきて掃除する羽目になってしまった。そして乾燥した花の部分だけ切るのがけっこう手間がかかる。最初はいそいそと一本ずつハサミで丁寧に切り取っていたのだが、15分も経つとしびれをきらし束のまま茎と一緒にザク切りにすることに。
というわけで約30分の手作業の末、出来上がったカモミールティーの茶葉。

ガラスのカップに注ぐと、色が映えてとても綺麗。お味のほうもなかなか。なんでも手作りすると美味しいね。

乾燥した花の状態のカモミールティーは、BIOショップなどで手に入る。ティーバッグは普通のスーパーでもお手頃価格(1ユーロ〜)で売られているので、ドイツ土産にも良いかもしれない。

